BJC−35


BJC-35vの分解法についての情報です。最終更新日:2005/8/28

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BJC-35vの分解  (CANON printer BJC-35v)
  BJC-35vの分解について、naisttn さんが教えてくださいました。おかげさまで、わたしも自分で「廃インクタンク」の洗浄をすることができました。ありがとうございます。
  自分で分解してみてさらにポイントをメモしてみました。このページはその控えです。naisttnさんのページはこちらをどうぞ。まずそのnaisttnさんのページをプリントアウトして、いったん全部に目を通して大筋を頭に入れてください。さらに下記のメモを参考にしてください。
  1. 準備するもの。
    • マイナスドライバ、本体裏面左右の穴に入る(軸が細く手先が平たい)もの。
    • プラスドライバ、本体裏面奥中央にあるねじに合うもの。
    • 懐中電灯かマグライト。わたしは携帯用LEDライトを使いました。
    • 両面テープ。
    • 古新聞、数日分。
    • 使い捨てビニール手袋。
    • ピンセット。
  2. プリンタを裏返す。
  3. 裏面向こう側中央部にあるプラスネジを外す。
  4. 裏面向こう側左右にある縦に細長い穴にある爪を外す。
      最初の爪の穴最初の爪の穴
    • まず、マイナスドライバを穴に奥までしっかり差し込みます。
    • 爪を押す方向は、外側から内側へです。少し外しにくいです。
    • プリンタの下3分の1に相当する部分に線があります。そこから外れます。
    • 今は上下逆向きですから上の方3分の1が上へ外れます。
    • 爪を押しながら、少し上へ外そうとすると外れてきます。
      最初の爪最初の爪(外したあと)
  5. ケース上部をゆっくり持ち上げて上部を分離します。
  6. 白い帯状のフラットケーブルをずらします。
      白いフラットケーブルフラットケーブル
    • フラットケーブルは両端以外は、隙間に押し込まれているだけですので、そっと触れば、ずらすことができます。
      フラットケーブルフラットケーブルを少しずらしたところ

      フラットケーブルフラットケーブルをたくさんずらしたところ
  7. 隠れていた部分の爪を外します。
    • この爪は内側から外側へ押して外します。簡単に外れます。
  8. クリーニングボタンのそばの穴の中に潜んでいる爪を外します。
    • 爪を押す方向は内側から外側です。丸見えですので簡単です。
  9. 白いフラットケーブルを抜きます。
    • コネクタの左右上部の耳を押して上へ引っ張ると、黒いところが1mmくらい上へ浮きます。
      フラットケーブルコネクタ1
      そうしておくと、白いケーブルの先端が挟み込まれていたのが挟み込みがゆるんで、白いケーブルが抜けます。
      フラットケーブルコネクタ2フラットケーブルがコネクタから抜けたところ
      コネクタごと抜くのではありません。ケーブルだけ抜けます。
  10. 左右の小さなコネクタを抜きます。
    • コネクタ上部の左右に爪をかけて上へ引っ張ると、コネクタのオス部が抜けます。
      抜けたコネクタ抜けたコネクタ

      ケーブル3つ外したところケーブル3つ外した状態
        まだ茶色のケーブルでつながっているので断線しないように細心の注意を持って取扱う。
  11. 廃インクタンクを覆っているビニールを片方の端からそっとめくります。
      ビニールをめくったところビニールを少しめくったところ
    • 左右が両面テープで貼り付けられているとのことです。外すのは片方で十分です。
      ビニールを大きくめくったところビニールを大きくめくったところ
  12. 廃インクのフェルトをそっと取り外します。全部で4枚あります。それぞれが複雑な形をしています。
    1枚目最初の1枚をドライバで持ち上げて複雑な形の2枚目が見えたところ。
    2枚目一枚目を取り外したところ

    2枚目二枚目を取り外したところ

    スポンジ 上部から白い小さなスポンジが出てきていますから、何枚目のところに有ったかその位置をよく覚えて外します。わたしは前回よく見るのを忘れていたので、どこにそれが挟まっていたのか分らなくなってしまいました(適当に戻した)。知っている方、教えてください。
    4枚のフェルト取り外したフェルトを古新聞の上に並べたところ。

    外したあとフェルトをすべて取り外したあとの廃インクタンク
  13. 水洗いなどで廃インクのフェルトを洗います。
    洗浄中流しで1枚目のフェルトに水をかけているところ。真っ黒い水が右上部の排水溝に流れている。しばらく流水で洗っているとだんだん水が黒くならないようになるのでそうしたら溜め水洗いにしてフェルトの上から押すようにして適当に洗う。
  14. 古新聞に挟むなどしてよく水気を取ってから干して十分に乾かします。わたしは古新聞に挟んで上から踏み踏みと踏んで水を出し、また古新聞を取り替え、という水気の取り方をしてから天日で干しました。
         前回は春でしたが、最初の水気取りが不十分だったこともあり、外に1日干してもまだ乾ききっていませんでした。今回は古新聞で十分に水気を取ってから、真夏の炎天下に3時間ほど干しました。カラカラに乾燥しました。
  15. これまでと逆の順番でフェルトを格納します。白いスポンジの設置を忘れずに。
       どうも右奥の白いパイプ部分にこの白いスポンジの突起部分がはまり込んでいたようです。また押し込むのに苦労しました。ピンセットを使いました。反対側の長い部分は2枚目のフェルトのところに挟み込みました。ちゃんとフェルトにはまるような切り込みがありましたので多分ここでいいのだろうと思います。
  16. 廃インクのフェルトを覆っていたビニールをまた貼り付けます。両面テープの粘着力が落ちているなら、新たに両面テープで貼り付けます。
  17. これまでと逆の順番で、組み立てます。
    • 廃インクタンクのある部分(本体底部)を、再び下向きにして、上部のメカ部分を元どおりにするわけですが、まず、コネクタを元どおり繋いだあと、本体の前部の方を先に差し込んでから、全体をはめます。そうしないと浮いてしまうので爪が噛んでくれません。
    • 上部カバー部分も同様に、前部の部分の爪(分解の項では触れなかったけれども、naisttnさんのページには写真があります)を先に咬み合わせてから後ろの部分をはめます。(上部カバーをはめる前に、上部カバーの透明な窓をふいておきましょう。また、本体側の、プリンタヘッドが行き来するところの床の部分も、紙が吸えなくてからうちしたインクがべたべた付いていますから拭き取っておきましょう)。


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